2015-04-01 第189回国会 衆議院 法務委員会 第4号
その理由として、「一つは、船主責任制限制度は、国際的性格の強い海運業について、わが国だけがこの制度を採用しないことは実際上困難であるという理由により、採用されているものである。現時点において、船舶所有者の責任全般についてこれと異なる政策判断を取るべき理由は見出されないこと。」
その理由として、「一つは、船主責任制限制度は、国際的性格の強い海運業について、わが国だけがこの制度を採用しないことは実際上困難であるという理由により、採用されているものである。現時点において、船舶所有者の責任全般についてこれと異なる政策判断を取るべき理由は見出されないこと。」
船主責任制限限度につきましては、船舶の航行を行う海運業が多額の資本を投下した危険性の大きい業種であるということにかんがみまして、古くから各国において認められてきた制度でありますことや、また海運業は国際的性格が強いものでありまして、我が国だけが船主責任限度の、制限の制度を一切採用しないとしますと、日本に入港する船舶についてのみ保険料が高騰してしまうと、また我が国の貿易のコスト高を招きかねないおそれがあるというようなことなどを
国際的性格の武力紛争であれ、非国際的性格の武力紛争であれ、現実に発生した武力紛争において、捕虜の虐待や民間人に対する攻撃など、いかなる場合にも違法とされるべき行為を禁止することによって、戦争に伴う残虐性や無用の攻撃を抑制しようとしたものです。したがって、国際人道法は、当該武力行使が合法なものであるか違法なものであるかにかかわりなく、すべての当事者に人道的な規則の遵守を求めたものです。
ただ、先生御指摘のとおり、この今次改正は、この条約及びこの条約の附属議定書を国際的性格を有しない武力紛争についても適用することを目的としたものでございますので、開発途上国に比較的多い内政の不安定な国や紛争国こそが本来今次改正を受諾する必要があるということは御指摘のとおりだと考えます。
そうだとすると、かつて日本軍国主義が侵略したアジアの国々からの批判に全く耳をかさず、日本の戦争責任にもほおかむりのまま日本の自衛隊をそれらに参加させようとしている宮澤総理が、アメリカの新戦略と深いかかわりのある国連の実態やPKOの国際的性格の重大な変化についてこのような無責任きわまりない態度をとっていることは日本国民とそれら諸国の国民の不幸をますます増大させるぽかりであって、日本の首相としての資格は
その第一の、正当防衛相当のもの、それも日本の隊員に限るというあの範囲内の日本の自衛隊のあり方、それからウ・タント事務総長の覚書、及びSOPが言っておりますところの第二の、安保理に与えられた任務遂行のための武力行使の可能性、ここに踏み込めないという自衛隊のあり方、その間にギャップがあることは歴然としておりまして、それをあえて送るならば、日本の自衛隊はまことに国際的性格を持ち得ない、しかも他の外国の部隊
国際公務員と、そして国際公務員とは言えない要するにPKF参加の自衛隊員と、それは違うんだという前提が総理の発言の中にありましたから、だから私は、国際公務員と言われる事務総長あるいは国連職員が負う国際的性格、義務と、そしてこのPKF参加の自衛隊員が負う国際的な性格、義務、その点は、例えば国際公務員は国連に対してのみ責任を負う、協力隊員は国連の利益のみを念頭に置いてみずからの行動を規律する、同じ内容ですね
○東中委員 国際公務員、国連職員が国連に対して職務上負っている義務といいますか、あるいはその国際的性格といいますか、それは国連憲章百条に規定があります。それから、PKFに派遣された自衛隊の自衛隊員は、あのモデル協定の九項によって、その国際的性格を規定をしています。
そして、この香西教授は、ONUCですが、「ONUCは国連の補助機関であり、その構成員は、本国の国軍に所属するとも、国連に配属中は国際的性格をもち、指揮系統を通じてONUC司令部の命令に服従すること、隊員は国連の目的と利益のみを念頭に置いて行動することが明記された。」
○遠藤(乙)委員 このモデル草案の中で一番問題になるのは、いわゆる第六章、国際的性格、まあずっと議論がきょうも行われておりますけれども、指揮権を定めたところだと思います。ここで、PKO要員は、その義務を遂行するに当たり国連以外のいかなる権威の指示も受けてはならないとなっております。
「軍隊構成員の国際的性格」、これはただし書きは別でありますけれども、 国連の準軍事的活動に使用される部隊の構成員は、当然、国連に対して一定の義務を負うことになるが、その内容は、国連事務局の職員が国連に対して負う公式の義務とは、同じではない。
また、ある面で申し上げますと、我が国の穀物自給率を具体的に挙げまして、これで米は自給方針を貫く、しかし、国際的分業というか国際的性格をわきまえて、麦とかトウモロコシとか大豆というものは国内消費の七〇%ないしは九〇%のものを輸入しておるということはもう国際的に協力しておるのだ、それから、米その他我が国でも厳しい生産制限をして需給調整をやっておるわけですが、それらを国の助成によって輸出はしないのだ、いわゆる
これはもう国際的性格を持っていますから、もしもこのとおりいかないと逆に今度は非難が増幅をすると思いますし、また東京サミットでは経済運営相互監視も決まったというふうに私は聞いていますが、今の数字を聞かれて、総理、本当に達成できるんでしょうか。どうでしょうか。
○政府委員(鈴木勲君) ただいま提案されております法案の趣旨は、国際的性格を有する学術の研究、教育を目的とする大学に限りまして、特別立法をもって、従来この国家公務員に外国人を任用することにつきまして、公権力の行使ないし公の意思形成にかかわることについては外国人を任用することができないという当然の法理から考えられていたものにつきまして、特別立法によってこの部分についての任用できる道を開くというものでございまして
高校以下にはどうかというお尋ねだと思いますが、御承知のように高校以下は義務教育の延長線上にあり、そしてこれはわが国の次代を担う国民の育成を基本目的とした国民的教育でありますので、本法案のこの国際的性格を有する学術の研究、教育を目的としている大学とおのずから異なるものでございますので、特別の立法を行う考えはないわけでございます。
そこで今回はこれでスタートする、それは了解をいたしまして、今回はこれでスタートするけれども、本来行政府の管理職と大学の管理職との違い、それから、他の省庁との並びじゃなくて、同じ私立大学と国公立大学との違い、これの問題、それから、松下部長が前回言われましたように、大学は本質的に国際的性格を持つ学術の研究、教授を目的とするものであるというこの観点等々から見て、将来はやはり学長、学部長に任用することができるようにすることについて
それから、大学は本質的に国際的性格を持つ学術の研究、教授を目的とするものである。学長ということですから、法律によってこれらを任用するという特例、それをとることは別段差し支えはないという一般論の御開陳がありました。これは同じように、そのことのいい悪いの判断は別です。学長、学部長について立法によって任用されるという道を開くことは、そのことについて法理の特例を設けるということは可能ではないでしょうか。
○鈴木(勲)政府委員 この法案の提案の理由等に述べられておりますように、これは本質的に国際的性格を有する学術研究、教授を目的とする大学における教官の任用と高等学校以下の教育とはおのずから異なるわけでございますから、前者につきましてはいま御審議の特別立法をもってこの適用を図るということでございますし、高等学校以下の公立の教員につきましては、大学における外国人教員の採用の必要性という観点とは違いますので
一方、大学は本質的に国際的性格を持つ学術の研究、教授を目的とするものでございますから、外国人を教授等に任用いたしますことは、大学におきまする教育、研究の進展それから学術の国際交流の推進のために強く要請されるところであるというふうに考えられるわけでございます。
また、海上企業が国際的性格の非常に強いものであるということから、わが国だけが責任制限の制度を採用しないということは、実際上困難であるというような事情もございます。そういうことで、この責任制限制度を維持しながらその内容を改善していくということが重要ではないかと思うわけでありまして、今回の改正法によりましてその点の配慮が行われておるというふうに考えるわけでございます。
第二点といたしまして、この法律は海上航行船舶の所有者の責任の制限に関する国際条約の規定に即して定められたものであって、国際的性格の強い海運業について、わが国だけが船舶所有者責任制限の制度を採用しないことは、実際上困難であるということであります。
この事件の特別抗告の申し立て人も、そういうことで憲法二十九条違反だということで特別抗告をしたわけでありますけれども、最高裁判所は、先ほども申し上げましたように、海上航行の国際性、あるいはこの責任制限制度の国際的性格というようなものでありますとか、あるいはこの制限制度が沿革的に非常に古い歴史を持っておるという点でありますとか、あるいは海上企業の危険の大きさというような点をあれこれ勘案をいたしまして、結論
それから、議題三の非核兵器国の安全保障でございますが、第一回軍縮特別総会の際、五核兵器国が行った非核兵器国の安全保障に関する一方的宣言を統合し、これに国際的性格を与えるための作業が行われておるところでございます。 議題四の化学兵器でございますが、禁止すべき化学剤の範囲及び検証問題を中心に検討が進められております。
学際的、国際的性格を持ったものでありますから、いままでの日本のアカデミーその他にはなじまない領域とは思いますけれども、世界の今日の動向から見て、われわれは立法府や文教行政の中でどういうふうに判断をしたらいいのか、何か判断の仕方のサゼスチョンがいただけませんでしょうか。簡潔にお願いいたします。
文部省としましては、国連大学の国際的性格にもかんがみまして、できるだけ多くの国が協力と支持を与えるよう、これはどうしても外交チャンネルを通ずる必要がありますので、外務省とも協力をいたしまして、国連ユネスコその他国際的な場も活用いたしまして、各国からの拠出を要請するよう働きかけておるところであります。
○天谷政府委員 わが国の商品取引所が国際的性格を有するようになり、ニューヨークやロンドンにおける商品取引所のような国際的商品取引所として、国際的なヘッジの場として活用されるようになるということはきわめて望ましいことであると存じます。しかしながら、ニューヨークあるいはロンドン等の商品取引所の発展は一朝一夕に成ったことではないというふうに存じます。